【W杯特別企画 韓国代表 注目すべき5人のJリーガー!】

ワールドカップを2ヶ月後に控えた中、突然のハリルホジッチ監督解任によって誕生した西野JAPAN。新体制としての初陣となったガーナとの親善試合の直後、不甲斐ない試合内容にスタジアムは激しいブーイングに包まれ、壮行試合とは思えぬ異様な雰囲気となった。日本サッカー協会への不信感から、「ハリルJAPANが見たかった」、「心の底から日本代表を応援できない」という声をよく耳にする。そこで今回はロシアワールドカップの新たな楽しみ方を提案したい。 

6月2日、大韓サッカー協会から本大会メンバー23人が発表された。その中には日本でプレーする選手が5人含まれている。普段Jリーグでプレーしている選手が世界の舞台でも躍動することを期待して、1人ずつ紹介する。 


キム・スンギュ(ヴィッセル神戸) 

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瞬発力、シュートストップ、ハイボール処理など、ゴールキーパーに求められる全ての能力を高いレベルで兼ね備えるJリーグ屈指のゴールキーパー。元々正確なパントキックからカウンターの起点としても機能していたが、クラブのスタイル転換により、最近は積極的に後ろからのビルドアップにも関与しており、プレーの幅がさらに広がりつつある。
イニエスタの神戸加入で外国人枠の兼ね合いが議論の的になったが、サポーターが真っ先に不可欠な存在として名前をあげたことが何よりの評価だろう。前回大会もプレーした経験値は大きなアドバンテージであり、韓国代表のゴールキーパーの中で最も序列が高い。 


チョン・ウヨン(ヴィッセル神戸) 

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今シーズンより中国スーパーリーグの重慶力帆FCから復帰し、2年ぶりにJリーグでプレーしている。クラブのチーム事情により、ここまで本職のボランチではなくセンターバックでの起用が続いているが、正確なロングフィードと対人の強さを武器に神戸を支えている。
E-1選手権では日本代表を相手に鮮烈な無回転フリーキックを叩き込んでおり、今シーズンも清水エスパルス戦で直接フリーキックからゴールを奪っているように、多少距離があろうともプレースキックは要注目である。また、キム・スンギュとはプライベートでも非常に仲が良く、クラブや代表のSNSには共に映る写真が多く見られる。 


キム・ジンヒョン(セレッソ大阪) 

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2009年にセレッソでプロキャリアをスタートさせ、10年目となる今シーズンも不動の守護神としてゴールマウスを守っている。同じクラブに10年間在籍するのは外国籍選手としてはJリーグ史上初のことである。プレーにおける最大の特徴は192㎝のサイズを活かしたハイボール処理やシュートストップで、安定感は抜群である。
日本語も非常に堪能で、インタビューにも淡々と応える。昨年入籍を発表し、公私ともに充実したままワールドカップに臨む。 


チャン・ヒョンス(FC東京) 

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広州富力での4年間のプレーからJリーグに復帰し、今シーズンはクラブでキャプテンマークを巻く。堅実な守備を武器とする長谷川監督の下、FC東京の躍進の原動力となっている。体を投げ出したシュートブロックは大いに見ものである。主将としてチームを優勝に導いたE-1選手権では大会最優秀ディフェンダー賞に輝いた。 

 

チョン・スンヒョン(サガン鳥栖) 

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昨夏に加入した鳥栖では同胞のキム・ミンヒョクとセンターバックでコンビを組む。集中力の欠如から時折ポカが見られるキム・ミンヒョクとは異なり、堅実なプレーが特徴である。高身長のわりにアジリティに優れ、様々なタイプのアタッカーに対応できる。リオ五輪では主力としてプレーしており、国際経験も豊富。シーズン前から目標としていたワールドカップ出場まであと一歩だ。


記事執筆

【ハルトキノシタ】

兵庫県で生まれ育ち、現在は東海地方の国立大学に通う20歳。2010-11シーズンのインテルに魅せられ、フットボールの虜に。好きなアーティストはSuperfly。

Twitter:https://twitter.com/haru_k_1230