【Football Creator より充実した日本サッカーの未来へ③】

サッカー指導者として活動してきた中島彰宏さん。インタビューではサッカー、育成に対する想いを語って頂きました。今回はインタビュー第3弾(全3回)の記事となります。


第1弾 →
 Football Creator より充実した日本サッカーの未来へ①

第2弾 → Football Creator より充実した日本サッカーの未来へ②

 

ー今後はどのようなことに取り組んでいくのでしょうか。

これからのビジョンを大きく分けて2つあります。

まず1つ目にプロ選手としてののキャリアはなかった僕が、トップのステージでプロのサッカー人として指揮、コーチングすることです。ヨーロッパではモウリーニョ、サッキ、ビラスボアスとか、選手キャリアのない人がトップカテゴリーで指揮しています。雑草みたいな僕がトップカテゴリーで花を咲かせることを目標にしています。

そしてもう1つはサッカー、スポーツを通じた総合型スポーツクラブを作りたいということです。ここにきたら自己表現ができて、スポーツで幸せを感じられたり、プロのスタッフがいることによって競技としても向上できるクラブです。また、いろいろな面での社会貢献のできるプラットフォームにしていきたいと考えています。そのために、海外へ行くことを決めました。

 

ー海外に期待していることは何ですか。

今までもアジア、ヨーロッパの子供のサッカーは観てきました。

技術、戦術はもちろんのこと、クラブ運営のハード面の勉強や自己表現のできる人間性は日本とは何が違うのかを見てきたいです。ここを把握した上で日本のいいところを育成や指導者として伝えていければ、ここから日本サッカーを作れるヒントがある気がしています。ピッチレベル、学校教育、クラブの運営面で日本との違いを期待しています。

期間としては受け入れ次第ではありますが、できれば年単位を考えています。最低でも3~6ヶ月は行って、資格を取ったり、文化を学んだりしたいと思っています。そして、海外へ行ってるときからSNSを通じて、発信していきたいと思っています。そして帰国後には指導者としてのキャリアや、プラットフォーム作りに着手していきたいです。

海外に行くのは年末、年度末を考えていくので、それまでにも取り組みたいことがあります。6月からワールドカップもあるので、その総括のできるイベントを企画しています。日本サッカーに対して、自分だけでなくて、参加していただいた方にも意見を言ってもらうようにしたいと思っています。また、海外に行くにあたって日本サッカーについて、文化についての勉強をして比較するために準備しておきたいです。

 

ー最後に今後の指導者の方々へ求めたいことはありますか。

これまで自分が話したことの全部が正しいとは思っていなくて、指導者それぞれの意見を持っていて当たり前だと思っていますし、そうあるべきだと思います。様々な引き出しがあって、そこに子供が来るのが当然です。そのときに自分の中でブレるものではない哲学を持って指導することが必要だと思います。技術や戦術だけでなく、伝え方、環境の作り方は子供の成長する中で大事なことです。サッカーをして幸せになる環境作りのためであれば、人それぞれ違ってもいいと思っています。

 

ーこれから指導者になる方へのメッセージをお願いします。

これから始める方には、サッカーの経験や知識には差があると思うので、どんなことでも自分なりに考えてトライすることが大事です。成功、失敗あると思いますが、やることで次のステップに進んでいきます。いろいろな指導者、チーム、選手がいて、オープンマインドでコミュニケーションをとって、誰か1人じゃなくて、みんなの意見を聞いた上で成長していって、積極的に繋がりを作っていってほしいと思います。私は、誰でもサッカーに情熱ある人と繋がっていきたいと思っていますし、オープンマインドになって情熱を持ってサッカーの現場でみんなに伝えることができればいいと思います。

 

【中島彰宏】
複数のJリーグクラブや欧州クラブのサッカースクール等で指導を行い、現在はコーチングを始め、未来の日本サッカーがより充実したものになるためにfootball creatorとして活動中。
 
 
 
インタビュー/記事執筆

【藤原】

Vektor創設/94世代/平昌五輪視察
Twitter:https://twitter.com/vektor_daihyo