【今後の世界のサッカーはどうなる? スポトーークVol.1-1】

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今後の世界のサッカーはどうなる?

 

20年振り2度目の優勝となったフランス代表。

一方でW杯に出場していない、イタリアやオランダ。GL敗退のドイツ。優勝候補大本命とされていたブラジルなど予選から本大会を通して様々な出来事があった。

そして今回のトークイベント当日は決勝戦の直前に開催された。少し早い今大会の振り返りと共に、今後のサッカーの行方をテーマにトークを行った。


ー柔軟性を持ったチームが最強!?

勝ち上がったチームを見て、状況に応じた柔軟性というワードが出てきた。自分たちの戦い方よりも、相手に合わせること、相手ありきで考えること。球際の強さは当たり前に持っていて、柔軟に対応できるチームが強かったという話の流れになった。

それでは今後は柔軟性を持ったチームを目指すべきか。しかし、前回大会の優勝チームは敗退する傾向がり、優勝チームのサッカーを目標にすることが良いとは言えない。今回の柔軟性を持ったチームは、どうすれば倒せるのか。という問いになると意見は出にくくなってしまった。

そこで、「更に柔軟性を持ったチーム」と言葉では上回る表現となったが、そもそも柔軟性とは何か。具体的にする必要があることに辿り着く。「柔軟性を持ったチーム」をより噛み砕く必要があり、短時間のディスカッションでは全てを話しきれないのが残念だった。


ー必要となる個人の能力とは?

短時間のディスカッションではあったが、答えを導くための一つの仮設を出した。それが「頭の良い選手」の存在という意見だ。この選手の意味するところは、試合中に相手の考えを上回れる選手である。

その「頭の良い選手」を中心として、周囲は考えを理解して、実行できる選手が揃っていることが条件となった。チーム全体で質を高く保ち、同じ戦い方を共有できること。それが柔軟性を持つチームを破るための一つの案である。

そして、個の能力を持ち、1人でゴールを奪える選手の在り方が話題になった。例としては、今大会のポルトガル戦で決めたジエゴ・コスタのゴールや、アルゼンチンにおけるメッシの存在といったところだ。チームとして柔軟戦を持つという解が出ただけに、個の力はチームあっての個であり、チームとして個を活かすことが不可欠な条件であるとなった。


ーカタール大会へスタート

結局サッカーは1人では勝てない。ピッチの上では11人対11人の戦いだ。そして、戦える11人だけでは足りなかったことが日本とベルギーの一戦で証明された。W杯においてはベンチメンバーを含めた、監督と23人の選手による戦いであったのだ。4年後に向けて日本代表は森保一監督が就任した。ベスト8進出へ。壁を打ち破る23人となるのは果たしてどのメンバーなるのか。

 

今回のスポトーーク参加者

【ぼーの】
フリーライターとして活動しており、スポーツと「書くこと」が好きなので、今回参加させていただきました。個人的に印象に残っているのは、Jリーグで活躍する若手選手の話。海外サッカーが好きな私にとってはとても新鮮で、Jリーグの今後に期待を寄せることができました。「スポトーーク」はスポーツについての深い考察や、スポーツ好きが集まる魅力的な場所。これからも機会があれば、ぜひ参加したいと考えています。
Twitter:https://twitter.com/nobo0630

【T.I】
石川県出身の大学1年生。中学時代は地元のJリーグのチームのジュニアユースに所属。高校時代は地元の強豪校に進学するがサッカー部には入部せず…。現在は試合観戦が中心。好きなチームは川崎フロンターレ。

記事執筆

【藤原】

Vektor創設/94世代/平昌五輪視察
Twitter:https://twitter.com/vektor_daihyo