【アメリカ留学で見えたもの〜誰もが楽しめるスポーツイベントを日常に〜】

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今回は、アメリカへの留学を経験し、将来はスポーツ×エンタメの日常的なイベント開催を目標に掲げる久野隼也さんのインタビューです。

 

サッカーのできない日々

サッカーを幼稚園のときに少しやってましたが、本格的には小学5年始めました。他にも合気道やスケート、あとピアノの経験もあります。サッカーは地元の小さいクラブに入って、同学年に6人だけしかいなかったので、キーパーとフィールドの兼用で試合に出ていました。

高校では怪我が多く、サッカーをしていた時期は少なかったです。最初の1年ほどしかサッカーができた時期はなくて、、、高校2年になる前に部活の練習中に前十字靭帯損傷という大怪我をしました。骨を折った感覚ですね。怪我が完治したのは高校3年の大会前です。

その間は2回の手術で、1回目に半月板の手術をして、2回目は靭帯の手術でした。手術の間は感覚を開けるが必要あって、リハビリしてたけどなかなか治らなかったです。当時は歩くことは出来て、自転車も乗れるくらい。それでも軽く走れる程度までにはなっていました。

また、当時、自分と同じ怪我をしていたプロのサッカー選手と一緒にリハビリをする機会がありました。チームとの契約がきれて、大怪我のリハビリ中。すごく困難な状況にいることは明らかだったのですが、それでもサッカーが好きだからこれからもサッカーを続けると話していました。

サッカーはプレーできなくなっていましたが、どうにかして部活のためになることがやりたいと思っていました。そこで、試合のときに応援することならできる。という考えになって、友人が部長をやっていた吹奏楽部に入ることにしました。その吹奏楽部も人数が足りなかったこともあったので、メンバーとして認めてもらって、入部して僅かでしたが、打楽器を担当してコンクールにも出場しました。

そして、自分の想いをサッカー部の顧問にも話して試合の応援をすることもできました。結局、試合会場で楽器は使えなくて演奏はできなかったのですが、自分でサッカー部の応援歌を作って出れない選手たちと一緒に応援していました。プレーはできなかったけど、ずっとサッカー部と関わりを持ってましたね。後輩たちが応援歌をついでくれて、今も残っているのは嬉しいです。

 

アメリカ留学で経験したこと

高校3年生になって大学進学を考えていたときに、どこに行くか悩んでいました。ただ、ちょうどその頃はサッカーの日本人選手が海外で活躍して、そこから自分も海外に行きたくて、留学のできるところに進学しました。

大学2年の前期はずっとアメリカのワシントンにいて、そこでの留学の経験が今のイベントに繋がっています。ウェストワシントン大学というところで、学校には人工芝のサッカーグラウンドが二面バスケのコートが四面あって生徒は自由に使えたのでいろいろな外国人と毎日スポーツしていました。

留学先では、スポーツ以外にも、FIFAをやったり、様々なイベントを学内でやっていたのでそれに参加していました。敷地にある芝の広場では、アトラクションがあるときや、動物のいる広場になったり、夜に光をつけて鬼ごっこしたりとイベントはいろいろとありました。夜に学校の建物を一棟貸し切ってリアルバイオハザードをやったこともあります。笑

そこでいろいろと参加して国籍関係なく関わることができて本当に楽しかったです。学内全部使ってイベントをやっていたので、留学していなかったら経験できないことでした。たくさんあったイベントでも、学生が好きな人同士でチームを作ってリーグ戦をやっていたのが印象深いです。日本人のチームを作って、多国籍のチームとサッカーの試合をしたのを今でも覚えいて、遊びでもとても激しく来ました。

とにかく楽しい、面白いイベントばかりだったので、それが日本でも体験できたらと思っていました。アメリカで仲良くなった人の中には日本に留学に来てくれて、すごく仲良くなれました。

 

スポーツ×エンターテイメント イベントへの想い

自分はずっとサッカー好きだったので、将来はスポーツに関われたらと思っていました。就活に向けて動き始めてから、自己分析をする際に過去を振り返ってみて、留学時代の経験から日本でもスポーツとエンタメのイベントをやりたいという想いになりました。

そしてイベントを通して、いろいろな人達を関わらせてあげたいと思うようになりました。特に社会人になってからは人間関係が社内だけになるので、社外の人たちとも広く交流できる環境を作っていきたいです。働いていてのストレス解消として、新たな出会いの場として、健康やダイエットの環境としてもスポーツイベントに参加してもらえばできることだと思っています。

いろいろな形でスポーツを関わらせていきたいので、スポーツのイベントでも、スポーツに特化して競技ごとに大会を開催することや、エンタメよりにしてとにかく楽しむことにフォーカスしたイベントをやりたいとも考えています。最終的に毎日、小規模でスポーツイベントを各地でやっている状態を作って、みんながやりたいと想ったら参加できる状態にしていきたいと思っています。

「未経験者でも誰でもできる。とにかく楽しい時間を過ごしてほしい」

例えば、フットサルの場合ですが、サッカー経験者だとすぐに集まれたり個サルに参加したりできると思います。ただ、経験者でなく、未経験者で少し体を動かすためにフットサルをやってみたいとなったときに、やりたい人を集めるのは難しいのかなと思います。

そのために初心者限定で楽しめるようにフットサルイベントを開催していきたいと思っています。今はそのような機会がまだ限られているので少しでも増やせていきたいです。

今あるのは、ただ集まってフットサルするだけ。というのが多くて、それだけでは面白くないなと思っています。アイディアとしては、フットサル、プロサッカー選手のように音楽かけてピッチに入場したり、あらかじめ参加選手の情報を流して実況したりと、フットサルしたら面白いんじゃないかと考えています。Jリーグのサポーター集めてチーム対抗でフットサルするのもいいですね。

それとバスケやバレーとか僕が未経験のスポーツのイベントも開催して、参加者が楽しめるようにしていきたいです。そこにとにかく楽しめるアイディアがあればベストだと思っています。新しい出会いの場、という面でも社会人と学生が交流できるイベントとか、軽い合コンフットサルのように男女の出会いが作れるイベントでも。そこにYOUTUBERがいたらもっと面白くなりそうですよね。

また、プレーするだけでなくパブリックビューイングをして試合観戦したり、ウイイレ大会だったりとスポーツ×エンタメのイベントとして継続的に楽しめる環境創りをしていきたいです。

今後イベント運営、イベント企画とかして盛り上げていきたい人がいたら是非一緒にやっていきたいと思っています。2020年には東京五輪が開催されます。外国人が日本に来てくれたときに交流できる場や、オリンピックで競技を見て、自分もそのスポーツをやりたい、となったときにいつでもできる環境を作っておきたいですね。