遊び心を忘れない。あの超大物Youtuberもハマった「かくれんぼ」の魅力とは

 競技を知ってもらうためには、まず発信の機会を増やそう!MYSPORTSと「マイナー競技認知度爆上祭」によるコラボ企画。今回は、「かくれんぼ」で活動している元祖かくれんぼ日本代表であり、一般社団法人日本かくれんぼ協会 理事岡村尚美さんに魅力を伺いました。

マイナー競技爆上祭コラボ企画
④かくれんぼ


かくれんぼの魅力とは?

 

かくれんぼ協会が存在することを知っていただろうか。私も昨年このイベントで出会うまで知らなかった。日本人であれば、ほとんどの方が経験したことのある遊びだろう。今回話を伺った岡村さんは、かくれんぼの価値研究を行っている。

 

まず最初にかくれんぼの説明を伺うと3つのポイントが挙げられた。



「圧倒的なドキドキハラハラ感」

「疲れを感じず意外とたくさん運動できる」

「見つけたい・見つけられたい気持ちから生まれる愛の連鎖」



鬼に見つからないように一生懸命隠れ場所を探したこと、逆に探すためにいろいろな場所を走り回ったこと。子供の頃を思い返すと、そのような記憶が蘇る。疲れ知らずで走り回れる幼少期。知らず知らずのうちに子供たちの運動習慣はかくれんぼが担っていたことに気づく。

 

そして、1番の魅力について伺うと、「年齢・性別・国籍に関係なく、一度遊んだら友達になれる最強の伝承遊び」と答えていただいた。

 

自然と覚えた遊びであり、普及度、浸透度で言えば他のスポーツよりも経験した子供は圧倒的に多いことだろう。子供の遊びだと思われがちだが、道具も必要なく、ルールが簡単で誰でも遊べるスポーツと言える。





スポーツ=楽しいもの=遊び



昨年の「マイナー競技認知度爆上祭」のイベントでは、筆者はこんなツイートをした。

 

このツイートは偶然、このタイミングで不在だっただけだが、かくれんぼを日頃から遊んでいる大人たちは非常に隠れることが巧みだ。

 

なぜそれを筆者が知っていたかと言うと、かくれんぼを行なっているある動画を見たからだ。



それが、超大物Youtuber「はじめしゃちょー」とコラボした動画。3億円の豪邸でかくれんぼ!

まだ視聴していなかったら、こちらでガチのかくれんぼを体感して欲しい。

 

 



こちらを見た後には、「かくれんぼ」はするだけでなく、見ていても面白い遊びだと感じる。



このような豪邸で遊ぶにはハードルが高いかもしれないが、街の施設や、街ぐるみでかくれんぼイベントをすることで、その地域を活性化する起爆剤にもなり得る。是非とも筆者の地元でもかくれんぼイベントを開催したいものだ。




日本を遊び心あふれるかくれんぼ大国にする



子供への認知度はほぼ100%だが、このように協会があり、大人向けのイベントが開催されていることはこの記事で初めて知った方もいるだろう。

 

筆者も大人になってから遊んでおらず、「認知度拡大と集客、特に大人の参加者が増えてほしい」との悩みの一因になっていると反省した。この記事がかくれんぼの魅力を少しでも伝えるきっかけとなり、遊んでもらえたら嬉しい。

 

今回、スポーツメディアで取り上げている「かくれんぼ」であるが、決して競技の上手い下手を競い合うことを伝えたいわけではない。

 

現在、多くのスポーツで競技力を競い、メダルを争うために力を注いでいる。「エリートスポーツ」と言われることもあるが、かくれんぼはそうとはならず、「スポーツ」の「遊び」の要素を強く意識させるものだ。

 

子供の頃のかくれんぼをしていた記憶を思い出すと、夢中になって遊んでいたはずだ。

 

「大人も堂々と遊べる文化が根付く、まずはたくさんの人に体験してもらえる、日常生活に遊び心を取り入れるきっかけとなる」

 

大人になってから内に隠されていた遊び心が、かくれんぼを通して見つけられるかもしれない。




岡村尚美
元祖かくれんぼ日本代表
一般社団法人日本かくれんぼ協会 理事
HP:http://japan-kakurenbo.com

 

マイナー競技認知度爆上祭
『マイナー競技認知度爆上祭』とは、競技の認知度を上げたいアスリートや団体が、約1000人の来場者に向けた体験ブースで魅力を知ってもらうイベントです!
HP:マイナー競技認知度爆上祭
SNS:マイナー競技認知度爆上祭

 

筆者 藤原昂亮(マイナースポーツ案内人)

本メディア「MYSPORTS」の運営者。ARスポーツ「HADO」の選手としても活動。
これまで80競技以上のスポーツを本メディアで案内してきた。マイナースポーツ雑誌作成中!
アスリート、チーム運営者、協会、企業の方などマイナースポーツに関することはご相談お待ちしています!

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