あした日本代表になれる「モルック」。その魅力と活動の悩み

スポーツを知ってもらうためには、まず発信の機会を増やそう! MYSPORTSと「マイナー競技認知度爆上祭」によるコラボ企画。今回は、「モルック」の活動をしている方々に魅力を伺いました。

マイナー競技爆上祭コラボ企画
③モルック

モルックとは?

モルック…。

最近、よく耳にする機会が多くなった気がします(それは筆者のワタシだけでしょうか?)。

とはいっても、まだまだモルックがどういったものなのか知らない人も多いはず!

今回はモルックのトッププレーヤーして活躍中の河野靖信さんと、モルックチーム「杉並エンジョイモルック」で活動されています眞柴啓輔さんに魅力を伺いました。

(モルックを投げる眞柴さん©️Aki Otake)

まずは競技について、簡単に3つほどポイントを説明してもらいました。

「ボウリング、ビリヤード、ダーツ、カーリングなどの要素を含む」(河野さん)

「手軽に始められるのに奥が深く、老若男女誰でも一緒に楽しめる」(河野さん)

「シンプルなルールで戦略性がとても高いところ」(眞柴さん)

ルールはいたってシンプル!

簡単に言えばモルックと呼ばれる木の棒でスキットル(木のピンみたいなもの)を倒しながら、50点の合計点を目指すというもの。

スキットルにはそれぞれ点数が書かれており、複数本のスキットルが倒れた場合は倒れたスキットルの本数が点数になり、1本だけ倒れた場合はそのスキットルに書かれている数字が点数となります。

※ほかにもルールがあります。

あした日本代表になれるのがモルック

このスポーツは、フィンランドの伝統的な投てき競技をもとに開発されたもので、現地ではサウナやビールを楽しみながら行うスポーツとなっています。

誰でも手軽に行えるため、初心者でもすぐに楽しめます。

ワタシも何度かモルックの体験会に参加しましたが、特別な技術が必要ないためコツさえつかむ事ができれば試合に勝つことができます。

この競技の一番の魅力について、「あした日本代表になれることです。それが『モルック』です」と河野さんは語ってくれました。

河野さんは「小中学校や高校、大学など学校の授業に取り入れられるスポーツにしていきたい」と、大会の運営や体験会・練習会の開催を行っている。

「今まさにメディアなどでもホットな競技なので、モルックを知った人が実際に楽しめる環境を作っていきたい」と語る眞柴さんも、初心者と経験者が一緒に楽しめるリーグ戦を毎週開催しています。

活動の悩み事は…

しかしながら、マイナースポーツがゆえに活動で困っていることも…。

「活動場所の確保」(眞柴さん)

「学校・教育界への支援のための、協会の体制(人員・資金)が整っていない」(河野さん)

今回の「マイナースポーツ認知度爆上祭」でモルックの認知度が上がれば、こういった悩みが解消されることを願いたい。

「杉並エンジョイモルックから日本代表として世界で活躍する選手が出たら嬉しい」(眞柴さん)

「最終的にはオリンピック競技になり、選手として活躍できたら嬉しいです」(河野さん)

今後さらにモルックが注目され、河野さんや眞柴さんの思いが花開くよう、応援していきたい。

(杉並エンジョイモルックの活動風景©️MYSPORTS)

河野靖信
Twitter:https://twitter.com/yasutada_molkky

眞柴啓輔
Twitter:杉並エンジョイモルック

マイナー競技認知度爆上祭

『マイナー競技認知度爆上祭』とは、競技の認知度を上げたいアスリートや団体が、約1000人の来場者に向けた体験ブースで魅力を知ってもらうイベントです!

HP:マイナー競技認知度爆上祭

SNS:マイナー競技認知度爆上祭

筆者 徳田無我

普段は会社員。プライベートでインターネットラジオ局「ゆめのたね放送局」にてスポーツに特化した番組『徳さんのスポーツに無我夢中!』(ゆめのたね放送局東日本第1チャンネル、毎週日曜日午後5時から午後5時30分の放送です)のパーソナリティーとして活動中!

スポーツの魅力や面白さを熱く伝えています!
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