このスポーツやってみたい!は本気でそう言ってくれているのかーー。

「このスポーツをやってみたい!」

そう思いながら、いざその機会が来るかと言うと、なかなか来ないものである。

これはスポーツに限らず、「いつかこれ、やってみたい」と思っても、口だけで実行されなかった経験はあるではないだろうか。

本気でやりたいと思っていなかったのかもしれないし、ハードルの高さがあって躊躇していたのかもしれない。

どちらにせよ、他にもやることはたくさんあるし、やりたいことも新たに出てくるから、やりたかったことは頭の中から消し去られていく。

結局、後回しになってなかなか「やりたい」と思ったことは実現しないのである。

 

そのハードルをどうにか下げることはできないか。と、今回は話したいのではない。偶然にもそれが叶うことがあったのだ。というエピソードを話したい。

 

セパタクローを初めて経験したのは、今からちょうど1年前の出来事だ。

キャプテン翼で出会ってから、自分がプレーをするまで、10年以上の時を経た。小学生だった私も、すでに大学を卒業して社会人となっていた。

いつか、このかっこいい競技を経験してみたいと呟くこともあったほどだったが、自分の住んでいる地域ではやってないし、自分で新しく立ち上げるのも難しい。

諦めかけていたのだ。

そう思っていたのだが、自分がスポーツの団体に関わることになり、「セパタクロー」の企画が開催された。

いざやってみると、思ったように足は上がらないし、勢いよくボールを蹴れるはずもない。

初心者ばかりのセパタクローは、ボールがあっちこっちに飛んでいく。

アクロバティックなかっこいいセパタクローはそこにはなかった。

それでも、そこには確かに充実した時間が存在していた。

 

このスポーツやりたい!と言ってくれた言葉を、叶えてあげたいものであるーー。

 

PS:1日1記事を目標に、どんな形でも更新します。中途半端な質になるかもしれませんが、ご承知下さい。そして、その可能性もあるので、記事は常にアップデートさせます。

 

管理人:こーすけ
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