YOU.FOは、年齢に関係なく挑戦できるスポーツだ。実際に、この競技が誕生したオランダでも「5歳から80歳まで楽しめるスポーツ」と話されている。
競技経験がなくても、その日のうちに楽しさを感じやすく、試合まで入っていける。その間口の広さは、YOU.FOの大きな魅力のひとつ。
ただ、そうした言葉がより伝わるのは、実際にその姿を見せてくれている人がいるからだ。
児玉健二さんは、まさにその一人。20代、30代のプレーヤーが多い中で、60代を超えてなお継続してプレーし、試合でも最後まで走り切る。
その姿には、YOU.FOが年齢に関係なく楽しめるスポーツであること、そして続けながら深めていける競技であることが表れている。

強みは正確なスローとバリエーションの多さ
プレーで印象に残るのは、スローの正確さと安定感だ。YOU.FOでは、キャッチとスローが基本技術である。
その中で、どの位置に出すか、どんな軌道でつなぐか、次のプレーにつながるパスをどう送るかによって、攻撃の形は大きく変わる。
児玉さんは、その場その場で必要なパスを選びながら、得点につながる形を丁寧につくっていける選手である。
スローのバリエーションもあり、試合の流れや相手との距離感を見ながら使い分けている。正確なパスが出されることによって、得点が生まれるスポーツであるため、チームでは貴重なアシスト役となっている。
その背景にあるのは、基礎を大切にしてきた積み重ねだ。素振りの反復を重ね、丁寧にスローを磨いてきたことが、試合の中での安定感につながっている。
東京で開催された2025年のワールドカップでも、予選からトーナメント、そして決勝までプレーを重ねる中で、そうした児玉選手の強みが発揮されていた。

プレーと関わり方の両方で、YOU.FOの魅力を伝えている
YOU.FOは、競技としての強さや成績だけでなく、どれだけこのスポーツの魅力を伝え、普及につなげていくかということも大事にしている。
協会としても、プレーすることに加えて、競技の面白さを広げていく動きそのものを文化として育てていこうとしている。
そうした中で、自ら体験会にも顔を出し、初めて触れる人たちに声をかけたり、教えたりしながら、YOU.FOの入り口を支えている。
実際にこの競技を続けてきたからこそ、その楽しさや面白さをほかの人にも伝えたい。そうした思いが、普段の関わり方にも表れている。
年齢に関係なく楽しめること、続ける中で競技としての面白さが深まっていくこと。その両方を、プレーと行動を通して示している。
そして、そんな児玉さんが最後に口にしたのは、「周りの皆様に助けられて、何とか継続できてます!」という言葉だった。
競技に真剣に向き合いながらも、周囲への感謝を忘れない。その人柄も含めて、児玉さんは多くの人に親しまれているプレーヤーなのだろう。




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