【レビュー】リムネマットレスを半年使った現役アスリートが感じたこと

※本記事は、Limne(リムネ)様よりマットレス(+枕)をご提供いただき、約半年使用した上でのレビューです。良い点だけでなく、気になった点も含めて率直に書きました。寝具は相性が大きいので、最終的にはご自身の体で確かめて判断してください。

仕事も競技もある日々で、「オンとオフ」が溶けやすかった

私はYOU.FOというスポーツの選手として活動する一方で、普及活動や大会準備、事務作業など、室内で過ごす時間も多い生活をしています。オンラインでのやり取りが中心なので、気づけば長時間パソコンやスマートフォンに向き合っている日も少なくありません。

仕事、トレーニング、プライベートを分けようとしても、現実はなかなか難しい。頭がずっと動き続けていて、休んでいるはずなのに“切り替わっていない”感覚がありました。

忙しくしすぎると、自分を疎かにしてしまうことがあります。「まだいける」「この時期だけ」と思って走り続けて、回復する余白がなくなっている。アスリートやストイックな人ほど、そのラインを越えやすい気もしています。頑張れる人ほど、休むことを後回しにしがちだから。

そんなタイミングで、リムネさんからマットレスのご相談をいただきました。寝具はコンディションの土台に直結するので、「とりあえず使ってみる」では決めたくない。まずは自分の体で確かめたいと思い、恵比寿のショールームに伺いました。

ショールームで感じたのは「柔らかいのに、沈みすぎない」安心感

ショールームは落ち着いた空間で、スタッフの方の対応も丁寧でした。触れて、横になって、特徴を一つひとつ確認できるのが良かったです。

横になった瞬間に印象的だったのは、表面の柔らかさと、沈み込みすぎない反発のバランスでした。ふわっと受け止めてくれるのに、体重を預けても沈み続ける感じではない。短い時間でも体がスッと落ち着く感覚があり、「これなら自分に合いそうだ」と直感で思えました。

寝具は合う・合わないが人によって大きく違います。ただ、私の場合はその場で「安心して使えそう」という手応えがありました。そこに加えて、「忙しい時期にどれだけ支えてくれるだろう」という興味も湧いて、実際に使わせていただくことを決めました。

恵比寿のショールーム

マットレスを半年近く使って感じた評価は?

機能性の細かな比較や、数値ベースの説明はできません。だからこそ今回は、「触れてみてどうだったか」「生活の中でどう支えてくれたか」を軸に書きたいと思っています。

寝心地:初日の印象がそのまま続いている

使い始めた初日に感じた「柔らかいのに安定する」が、半年経っても大きく崩れていません。季節や体調で感じ方が変わることはありますが、私の場合は安心感が継続しています。

夜中に起きる回数が減った

中途覚醒が減り、朝の疲れが残りにくくなった感覚があります。劇的に変わったというより、「余計な引っかかりが減った」ようなイメージです。

遠征で気づいた違い

遠征先で別の布団に寝ると、体の重さが残る日がありました。家に戻ってリムネで休んだ時に「落ち着き方が違うな」と感じることが増えました。比較ができるようになったのは、半年使って自分の基準ができたからだと思います。

腰への負担が少ない

トレーニング量が多い時期でも、腰に負担を感じることはほとんどありませんでした。半年使っても、日常的に体への負担を感じる場面が少なく、長く使う上での不安も今のところ大きくありません。

リアル評価(お手入れの話)

基本的には満足しているのですが、リアルに書くと「お手入れの時は少し重い」と感じる場面はあります。

リムネのマットレスは、メーカーとしてはベッドでの使用を想定して作られていて、ベッドフレームの仕様に指定はないものの、床からすのこ部分が離れたフレームと合わせると、より通気性を保ちやすいという考え方です。
一方で、床に直接置いて使うことも可能で、その場合はすのこなどで通気性を確保しつつ、こまめにマットレスを立てて風を通し、湿気がこもらないよう注意して使う、という前提になります。

私はベッドではなく床に置いて使っているので、まさにこの「立てて風を通す」ケアをするタイミングがあります。ここは、サイズにもよりますが、人によっては“ひと手間”に感じるかもしれません。特に、女性やご年配の方など、力に自信がない方は「持ち上げるのが少し大変」と思う可能性があります。

ただ、床置きで使う人も一定数いると思うので、これは「寝心地の問題」というより、運用の相性の話だと思っています。通気を確保するために、すのこを敷く/換気の頻度を決めて習慣化するなど、生活に合わせた工夫ができるかどうか。ここまで含めて選べると、満足度は上がるはずです。

一番実感したのは、W杯東京大会の期間だった

この半年で「睡眠の重要性」を一番実感したのは、YOU.FOのワールドカップ東京大会の期間でした。私は大会運営をしながら、選手としても活動していて、準備は夜遅くまで続く日が多かったです。

正直、コンディションを完璧に整えられていたとは言えません。忙しさが増えると、自分を雑に扱ってしまうことがある。でも、それを続けると、どこかで潰れてしまう。ストイックな人ほど「まだいける」で行けてしまうからこそ、危ないと感じます。

それでも、家に戻ってこのマットレスで眠れていたことで、体を“ゼロに戻す”まではいかなくても、最低限休ませることはできていた気がします。結果として大会では優勝できましたが、これはマットレスだけの力ではなく、準備やチームの積み重ねがあってこそです。
ただ、忙しい時期でも睡眠の土台が崩れなかったことは、振り返ると本当に大きかったと思っています。

そして、睡眠に対する意識を変えるきっかけにもなりました。疲労を抜くためだけでなく、「自分を立て直す工程」として睡眠を見るようになったのは、この半年の収穫だった気がします。

眠ることの意味を、もう一度思い出した

この記事を書いている途中で、ふとリムネさんのミッションを思い出しました。
「私と社会の境界線を取り戻す」という言葉です。

仕事の連絡、タスク、情報、SNS。現代は、外側の出来事に引っ張られて、自分の感覚が後回しになりやすい。周りを理解しようとすることと同じくらい、自分の声にも耳を傾けてあげることが大事だと思います。

今の私にとって、睡眠はその「境界線」を取り戻す時間です。寝心地が良い、という話に留まらず、眠ることを大切にする姿勢そのものを思い出させてくれる。少し忘れかけていた感覚を、もう一度取り戻したい。だから僕は、改めてこのマットレスで眠る時間を大事にしていきたいと思いました。

こんな方におすすめしたい

 

  • すでに検討していて、最後の一押しが欲しい方
    迷っている時に必要なのは、“完璧な正解”より「自分にとって続けられるか」だと思います。私は半年使って、その納得感がありました。

  • スポーツをしている方、ストイックに頑張ってしまう方
    追い込む力がある人ほど、回復の土台が崩れると一気に落ちる。睡眠を“守る対象”として考えたい人には合う可能性があると思います。

  • 寝具に強いこだわりがなかったけど、直感を信じてみたい方
    私自身、最初はそこまで寝具に強いこだわりがあるタイプではありませんでした。でもショールームで横になった時に「これなら良さそう」と思えた。その直感は意外と大事だったと感じています。

  • 理念・ビジョン・ミッションも含めて納得して選びたい方
    毎日使うものだからこそ、「どんな思想で作られているか」も大事にしたい。そういう人には、このブランドの言葉は響くと思います。

ショールームに行けない方は自宅で試す選択肢も

行ける方は、やはりショールームで一度横になって確かめるのが一番確実だと思います。
ただ、距離や時間の都合で行けない方もいるはずです。

公式には返金保証の案内もあるので、「実際に家で寝てみないと判断できない」という方は、条件を確認したうえで検討材料にするのも良いと思います(条件は事前に要確認)。

リムネ公式より画像提供

 

最後に

マットレス選びは、正直かなり難しいと思います。どれだけ評判が良くても、結局は「自分に合うかどうか」が一番大きい。価格、体との相性、部屋のサイズや生活動線、そしてお手入れのしやすさまで、現実的に考えるポイントがたくさんあります。

その上で、私の場合はリムネを半年使ってみて、「これなら続けられる」と思える納得感がありました。忙しい時期でも睡眠の土台が崩れにくかったこと、そして“眠ることの意味”に立ち返れたことは、今振り返っても大きかったです。

もし少しでも気になっているなら、行ける方はショールームで一度体を預けてみるのが一番確実です。難しい方は、自宅で試せる仕組みも含めて、無理のない形で検討してみるのがいいと思います。

そして最後に、問いとして残したいのはここです。
あなたはちゃんと休めていますか。
自分と社会の境界線を、持てていますか。

もし少しでも「最近休めていないかも」と感じるなら、まずは眠る環境から見直してみる。そこが立ち返る最初の一歩になるかもしれません。

リムネ公式サイトでのインタビューはこちら