アスリートが睡眠の悩み改善に3週間でアプローチしてみた

睡眠についての情報は、探せばいくらでも出てきます。テレビでも特集されるし、本屋に行けば専門の書籍が並んでいる。SNSを見れば専門家の発信もあって、知識だけなら誰でも手に入る時代です。

ただ、「知っていること」と「実際にできること」は全く違う。 これは、今回の睡眠講座を受けて最初に感じたことでした。自身の生活を振り返ると、睡眠を大事にしているようで、実はあまり向き合えていなかったと気付いたからです。

普段はスポーツの普及や発信の仕事をしながら、アスリートとしても活動しています。練習は夜になることが多く、帰ってくると気持ちが切り替わらず、寝る時間がずれ込み、起きる時間も安定しない。朝起きると体が重いままの日もありました。 夜の寝つきの悪さ、朝のスッキリ感のなさ、日中にふと訪れる眠気。

「疲れやすさは、睡眠が原因かもしれない」と思ってはいたけれど、何かを変えるきっかけはつかめずにいました。そんなタイミングで受けたのが、Athlifesで開催された睡眠講座(全3回)です。

 
 
 
 
 
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なぜ今、睡眠に向き合ったのか

アスリートにとって、トレーニングの時間はわかりやすい“努力”です。筋トレも走り込みも、やればやった分だけ自分の体に返ってくる感覚がある。

でも、睡眠は逆で、やっているようで実は何もしていない感覚になりがちです。寝ている間の8時間は“ただ休んでいる時間”ではなくて、体と脳が回復している“最も効率のいい時間”だというのに、扱いが雑になっていました。

私自身、これまではこんな状態でした。

  • 寝る直前までスマホを触ってしまう
  • 気づけば入眠が遅くなり、翌朝に響く
  • 朝は起きづらく、午前中の仕事中も体が重い
  • 日中の集中が途切れる瞬間がある
  • 練習中の判断が鈍い、疲労が抜けきらない

どこかで「そのうち良くなるだろう」と楽観視していましたが、よく考えたらトレーニングは1日1〜2時間。睡眠は1日7〜8時間。 効果が積み重なるのは、明らかに後者です。

睡眠を変えられれば、1日の残りの16時間の質が全部変わる。そう頭でわかっていたのに、行動できてこなかった。だからこそ、独学ではなく「実践として学ぶ機会」を作る必要がありました。

講師・元脇 周也さんについて

今回講座を担当してくれたのは、「瞬トレヘルスデザイン」代表の元脇 周也さん。 U18 SAMURAI JAPANの帯同や、全国レベルの野球チームのトレーナーも務める、まさに現場のアスリートと向き合ってきた方です。

印象的だったのは、こちらの生活を否定するのではなく、「今の生活をベースに少しずつ整えていきましょう」という寄り添い方でした。 「これをやってはダメ」と制限をかけるのではなく、「それなら、こう変えるといいかもしれませんね」と、無理のない範囲で自然に導いてくれます。この姿勢が、忙しい日々を送る僕にはすごく合っていました。

3回の講座で学んだこと:栄養への意識の変化

講座は1週間ごとに開催され、段階的に学びを深めていきました。

  1. 睡眠の基本とリズムの整え方
  2. 習慣と環境の見直し
  3. 栄養と睡眠の関係性

どれも決して難解な話ではなく、「知っていたけど実行できていなかったこと」が多かったです。一方で、これまで間違って認識していた内容もあり、最新の研究に基づいた専門家のアドバイスは、独学とは納得感が違いました。

特に意識が変わったのは「栄養」です。 難しい管理ではなく、以下のような「小さな変化」を積み重ねるようになりました。

  • 朝に何も食べない日を減らし、プロテインを毎朝飲むようにした
  • 買い物をするときに「これは増やそう」「これは控えておこう」と判断できる基準を持った

今までは「なんとなく」で選んでいた食品も、睡眠や翌日のコンディションにどう影響するかという視点が加わるだけで、スーパーでの買い物の仕方が劇的に変わりました。睡眠と栄養はセットで考えるべきだと、今は素直に思えます。


実際に何が変わったのか

この3週間で、競技の中だけでなく「朝から夜までの1日全体」のパフォーマンスが底上げされました。

  • 夜の寝つきがスムーズになった トレーニングが夜にある日も、気持ちの切り替えが前よりしやすくなりました。ベッドに入ってから寝付けず翌朝に響く、というストレスがだいぶ減りました。
  • 朝の寝起きの“重さ”が抜けた 「起きるか……」ではなく、「起きられる」に変わる。それだけで1日の進み方が違います。朝イチから仕事のスイッチが入るようになりました。
  • 日中の眠気が減り、集中力が持続する 以前は作業中に急に集中が切れることがありましたが、それが明らかに減りました。精神的な安定感も増した気がします。
  • 練習や試合での判断がクリアになる 僕がやっているYOU.FOは、瞬間の判断力が勝敗を分けます。一瞬の“思考の濁り”が減り、動きながら投げる方向を決め、相手の動きを読む精度が上がった感覚があります。
  • 疲労が抜けやすくなった 「昨日の疲れをそのまま引きずっている感じ」が少なくなったのは事実です。アスリートにとって、疲労が翌日に残るかどうかは死活問題。これが一番のメリットでした。

アスリートこそ、睡眠を“武器”にすべき理由

睡眠は、アスリートにとって「技術」です。 ジャンプ力、スプリント力、判断力、メンタル、疲労回復。どれも睡眠に直結していて、無視できるものはひとつもありません。

例えば、1週間のうち1回でも睡眠が良くなる日があれば、その日のパフォーマンスは確実に上がる。それが1ヶ月で4日、1年で約50日。 1年のうち50日もコンディションが良くなるなら、競技力が変わらないわけがないんです。

トレーニングの1〜2時間で埋められない差を、睡眠の8時間が埋めてくれます。むしろ、睡眠を整えたほうがトレーニングの効率も上がる。これは実際に受講してみないとわからない実感でした。

競技だけでなく、仕事のパフォーマンスも変わる。健康への投資として、睡眠を意識することは、僕たちアマチュアプレーヤーにとって最も重要な「攻めの戦略」だと感じています。

最後に

睡眠を整えることは、難しいことではありません。でも、自分1人で続けるのは簡単ではない。習慣には“仕組み”が必要で、睡眠は「やらない理由」が無限に出てくる分野だからです。

だからこそ、一緒に整える存在が必要だと感じました。専門家に伴走してもらいながら生活を見直すほうが、圧倒的に変化が早いです。

この記事を読んでくれたアスリートの方には、まずは何か1つだけ試してほしいです。

  • 寝る前1時間、スマホを触らない
  • 朝に太陽の光を浴びる
  • カフェインを摂るタイミングを見直す

1つ変えられれば、その日は確実に良くなります。 それでも続けるのが難しいと感じたら、そのときは講座を受けてみればいい。 睡眠は、アスリートとしての土台であり、武器です。整えば、トレーニングも仕事も、日常の充実度も変わっていきます。

たった3週間でこれだけの変化がありました。だからこそ、同じように仕事と競技の両立に悩むアスリートの皆さんにも、この感覚を体感してほしいです。

お問い合わせ

講師・元脇周也さんのInstagramはこちら!
https://www.instagram.com/shuyatinez

このような方におすすめ
パフォーマンスを高めたいアスリート、事業を成功させたい経営者、活力に溢れ前向きに日々を送りたい方。睡眠の質を改善するための知識が身につき、変化を体感することができます。

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