フリスビーを全力投球&キャッチ!「ガッツ」を体験!

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9月某日、都内で行われたあるスポーツの練習会に参加してきた。それは、フリスビーを使った競技の一種である「ガッツ」だ。前回のフットゴルフ大会に続き、今回は実際の体験を通じてこのスポーツの魅力を余すことなく伝えたい。

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スポーツ案内人のガチ体験レポート

 フライングディスク(フリスビー)を使ったスポーツは、「アルティメット」を思い浮かべる人も多そうだ。しかし、今回はまた異なるスポーツを紹介する。

「ガッツ」というスポーツは5対5で戦うが、サッカーのPK戦でキッカーとキーパーが対峙している様子をイメージすると分かりやすいかもしれない。

 攻撃側は1人のプレーヤーがディスクを投げ、守備側が5人で後ろに通されないように守る。その際に、守備側はディスクを地面に落とさないように、片手で扱わなければいけない。キャッチに成功できれば、得点に変動はなく、失敗すれば攻撃側の得点になる。

【記事】「ガッツ」で世界一を目指せ!フリスビーを全力で投げる・取るだけのシンプルスポーツ!

そんなの投げていいの?というスピード

 最初に驚いたのは、プレーヤーがディスクを投げる速さであった。力強く投げる様子は、まるでストレス発散するかのような思い切りの良さだ。そのスピードについて質問してみると、時速130キロほどのスピードで投げる日本代表選手もこの日参加していた。確かにその選手の投げるディスクはキャッチできる気がしない。

 世界的には時速150キロを記録したこともあるそうだ。野球選手が投げる球と同じレベルの速さである。また、野球で変化球があるように、ガッツでも変わった変化をするディスクを投げるプレーヤーもいた。子供の頃にフリスビーで遊んでいた時では想像できない世界だ。

 ディスクを普通に真っ直ぐに投げるだけなら簡単である。少し練習すれば皆さんも習得できるであろう。しかし、このスポーツではコントロールに加えて、スピードが重要な要素の一つである。そうなると、助走をつけてから思い切り投げようとする。

 体の方向、ディスクを離すタイミング、腕を振る角度……ゆっくりとコントロール重視で投げていた時より、一瞬で意識すべき点がはるかに増える。1つでもずれてしまうと、ディスクは真っ直ぐに飛ばないのだ。選手たちが投げる驚異的なスピードのディスクは、そう簡単には真似できなかった。

ガッツの練習に参加

全力で投げる気持ち良さもあるが、キャッチの爽快感も

 全力でディスクを投げると言ったが、その投げられたディスクを守る選手たちもいる。ディスクが自分たちの背後に行かないように一発でキャッチしたり、地面に落とす前に片手や片足で弾いたりしてからキャッチする。途轍もない速さで投げられたディスクを、彼らは驚異的な反応でキャッチするのだ。

 これまで様々なスポーツを体験してきたが、このスピードの物体をキャッチする機会は滅多にない。野球のキャッチャーを経験していれば別の話だが。筆者は、小学生の頃にサッカーのゴールキーパーの経験はある。しかし、小学生のスピードのシュートであり、キャッチが全てではない。平らなディスクではなく、ボールだったので比較的掴みやすかったと思う。

 全く慣れないディスクのキャッチは何度もチャレンジをした。その結果何度か成功したのだが、その様子は動画に収めたのでぜひ見てほしい。多少の手加減はしてもらっていただろう。それでも、プレーヤーが投げるディスクをキャッチして守備を成功できた体験はとても気持ちの良いものだった。

【動画】全力で飛んでくるフリスビー怖すぎた🥏

「フリスビーを全力で投げてみたい」方や、「ボールのキャッチには自信がある」という方はガッツを体験してもらいたい。

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筆者:こーすけ(マイナースポーツ案内人)

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