クィディッチ選手に質問してみた。みんな魔法界に詳しい?

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ハリーポッター。
平成6年生まれの僕にとっては、この映画と共に小学生から育ってきたと言って過言ではない。
おそらく同世代の読者も、映画だけでなく、あの分厚い本にチャレンジしては何度も諦めたことだろう。小学生にしては難しい言葉と、重量感ある本。マグル生まれの筆者は、あの少し変わった表紙の書かれた本と格闘しながら魔法の世界に憧れていたーー。

そんな皆の憧れる魔法界。爆発的な人気スポーツがあることはご存知だろう。そう「クィディッチ」である。主人公のハリーポッターもシーカー役として、学内の試合で活躍していた。「ホウキに跨って、空を飛びながらスポーツできたらなんて楽しそうだ!」と、思ったり思わなかったり。

まさかこのスポーツが僕たちの住む、マグルの世界で体験できることを、どれほどの人間が知っているだろうか。

東京に存在するクィディッチチーム


今回、東京のとあるクィディッチ チームにお邪魔させてもらった。
KATAYABURIクィディッチ東京。

実は筆者も、元クィディッチの選手であり、このチームで活動していた。
日本選手権にも出場し、国際試合も経験済だ。
が、今は引退して日刊預言者新聞に、、、ではなく、こちらの媒体で文章を執筆している。

さて、このチームのクィディッチの選手たちはどれほど魔法界について詳しいのだろうか?
元クィディッチ選手として真相を知るべく取材を行なってみた。

まずはこのチームの実力を図るべく、大将に。このチームの代表である眞柴さん(クィディッチ歴2年)に話を伺う。

ー知っている呪文を教えてください。

「空に浮かばせる呪文、一回覚えたんだよ!」ただ、出てくる気配がない。現実世界では飛ぶ必要はない。(またに棒を挟んで走る)ので、呪文は覚えていなかったようだ。

※賢者の石を見ていたらしいので、これは浮遊呪文「ウィンガーディアム・レビオーサ」のことだろう。


さて、続いてはこの日、ハリーポッターのスウェットを着ていたクラチさん
話を伺うと、ファンの方から頂いたそうだ。既にクィディッチ選手として人気を得ているのか!?
実はこのクラチさん、イケメンの芸人さん。全てファンからの頂き物でハリーポッターの服一式を揃えられるそうだ。ちなみに映画については、最初の方しか見ていないそう。

 

続いて、この日ハリーポッター担当として紹介されたまこっちゃん(歴6ヶ月)スリザリンを彷彿とさせる風貌。根は優しいらしい。
そんな彼は豆知識を披露してくれた。「映画に出てくる動く肖像画は、あれはスタッフの顔らしいです。全部手書きで書いているとのこと」映画の裏側について教えてくれた。なんと、豆知識などをいろいろ読んでいたそうだ。

 

さて、この日はまだクィディッチ2回目という高校生も参加していた。生まれた頃には、既に映画は公開されているし、物心着く頃には相当進んでいる。ちなみに、映画を見たことがあるか聞いてみたところ「全くありません」と。映画を知らない世代が、クィディッチというスポーツから映画のファンに。。。
なんてことが起こりうるのだろうか。

映画を全編みている選手も数名いたが、割合としては少ない方だった。

日本代表のなおきさんによると、「このチームでは知っている人が少ないから、普通にみている自分たちが詳しい」とのこと。さすが日本代表、頼もしい。ハリーポッター好きが多く、魔法界について詳しいと想像していたが、全くそんなことはなかった。O.W.L試験を受験したらどんな結果になるのやら。

クィディッチの理解度は?


練習は至って真剣に行なわれていた。
クィディッチの理解は凄まじい。
私がプレーした2019年の頃に比べると、雲泥の差だ。

選手たちは激しく動きながらの練習。映画については詳しくないが、クィディッチの戦術やプレーについては一流。

とはいえ、もちろん、初心者の人も参加しやすい。この日も初めての人が2名ほど参加していた。
激しい接触などはなく、ルールの説明から練習の参加まで丁寧にフォローしてくれる。

魔法界に一度は触れてみたい!と思っているならば、参加してみることをお勧めする。

まだまだ未開拓なスポーツ、マグルのクィディッチ。この記事を読んだあなたの参加を待っているはずだ。
是非とも、クィディッチ界を作る一員となってもらいたい。

■今回取材したチームはこちら

KATAYABURIクィディッチ東京

Sportsworldが運営しているクィディッチチーム。新宿区を中心に週2回20代〜30代の男女で活動中。 クィディッチは「ハリーポッター」に登場する箒に乗ってプレーするあの”クィディッチ ”のチーム。 鬼ごっこ・ドッジボールを混ぜたような男女7人で行う混合球技!メンバー募集中!

 

現在、私たちはオンラインサロン「My Sports」にて、スポーツマガジン「My Sports」の制作に取り掛かっております。 2021年6月完成予定のマガジンにて、取り上げる予定のクィディッチの記事を今回は公開いたしました。(マガジンで取り上げる記事はこちらとは別の記事です)

また今後は、クラウドファンディングを実施、マガジンの販売を予定しております。どうぞ「My Sports」をよろしくお願いします!この記事の感想・クィディッチへのご意見など、「#マイスポーツ」のタグをつけた感想ツイートをお待ちしております!

クィディッチについて改めてその歴史やルールについて知りたい人向けにはこんな書籍も販売されているみたいです。
クィディッチ今昔 新装版 (ホグワーツ・ライブラリー)

 

■執筆こーすけ

当サイトの運営者。HADO選手。
現在、雑誌「My Sports」を創刊すべく奔走中。オンラインサロンも運営しております。
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