スポーツ関係者がSNS運営で気をつけたい5つのポイント。炎上やイメージダウンは事前に対処!

スポーツの現場で、今やSNSは欠かせないツールになってきました。アスリートも、クラブチームも、スポーツの事業をする人もSNSは悩みの種の一つになりがちです。そこで、マイナースポーツの案内人であり、SNS運用の支援を仕事にしている筆者が、今回もSNSについて語っていきます。

アスリートやスポーツクラブの相談に載る機会も多くあり、これまで複数のアカウント運用もしてきました。そこで今回は、「ここだけは気をつけてほしい!」と思っているSNSの注意点を書いていきます。

スポーツ系アカウントが気をつける点

気をつけることと言ったら「炎上!」とイメージが湧くと思いますが、それは半分正解で半分不正解です。既に認知されているプロクラブ、トップアスリートの場合は当てはまる可能性は高いですが、まだあまり認知の広がっていない競技の場合は、それだけではありません。

「もったいない!」というSNSの使い方や、「これはやりすぎだ!」という点など、アドバイスしたいと思うことが多々見かけるので、記事にまとめることにしました。

投稿をする前に気をつけること

 

スポーツ動画の注意点

インパクトが重要でもあるスポーツ動画。(他のショート動画も特に大事ですが)特に最初の1秒で惹きつけることができていない動画が多くて、もったいないなと感じる投稿を見かけました。スポーツの良さを消してしまい、もったいないなぁと感じました。

また、最近は縦型の動画がとても流行っているのですが、横型でしか撮影できていない方も多い印象です。トレンドに敏感になることで、反響も大きく変わってきます。

写真のクオリティ


プロの方に撮っていただいた写真と、ささっと撮影した写真。クオリティ に差があることはもちろんですが、反応数にも大きな差が出ました。常にプロに撮影していただくことは難しいですが、クオリティ は高くて損はありません。

ただ、団体や選手によっては、素材が全然ない!ということもありました。日頃からスマホで撮影することを意識しておくと発信する際に困りません。また、集合写真だけ撮っておけばOKというわけでもないですよ!


SNSへの抵抗は世代によっても変わったり、日頃から触れているかどうかで全く異なってきます。ただ機械的に投稿することは誰でもできますが、コミュニケーション力、トレンドを察知することなど、そのSNSを活かすためのスキルは持っていてほしいです。

イメージダウンをしないために

更新が途絶えている…。botみたいな運営になってる。そんなことはありませんか?
せっかくのチャンスを無駄にしてしまうのはもったいないですよ!

運用が止まる団体(HP含め)

SNSアカウントやHPの更新が数年前から止まっているのを見かけます。せっかく訪れた人も「本当に活動しているの…?」と不安に思ってしまいます。そんな経験ありませんか?

また、大事な時に更新されていないことがあり、イベント情報がわからずに困ったことも。最低限のことはこなしてほしいのが本音です。

手を出しすぎるSNS

Twitter、Instagram、FacebookにTikTokなど、使えるSNSはたくさんあります。ですが、どれも発信をしようとすると中途半端になります。上にもありますが、手を出しすぎると運用が止まることは目に見えています。使うSNSは絞ることをおすすめします。

クラファンなのに

クラウドファンディングって応援するために支援したくなるものですが、その本気度だったり、想いが伝わってこないと支援する気になれません。たくさん発信する人がいても、やらされている感のある投稿は見ていてすぐにわかってしまいます。プロジェクトの想いが伝わるような投稿・巻き込みができているでしょうか。ただお金を集めるために発信するのではありません。

興味を持った人が、そこで興味を失ってしまう可能性があります。特に若い人たちは敏感です。体験してもらう機会、応援してもらう機会を逃さないためにも、発進は継続できる体制を整えましょう。

炎上しないためには?

スポーツへの熱量が高すぎるゆえ…

スポーツをもっと盛り上げたい!と言う思いで、選手や関係者たちが積極的に投稿するのは良いですが、噂、陰口、悪口など、誰かにとってあまり良くない投稿を見かけることもあります。意見を言うことは良いのですが、感情的になってしまったら、一呼吸置いて考えて投稿することも大事です。

賛同を得られることもありますが、第三者が見たときに怖いコミュニティだと思われないかも意識した方が良いでしょう。

投稿が全てじゃない

自分たちのアカウントで投稿するだけが全てではありません。スポーツイベントで写真を撮って、それをハッシュタグつけて投稿してもらうことだったり、何か話題があった際のエゴサに使ったり。意見を見つけて活動に活かしたり、コミュニケーションをとったり、できることはたくさんあります。投稿はもちろん大事ですが、どのような活かし方があるかを知り、取り入れてもらえたら嬉しいです。

 

まとめ

ここまで色々と書きましたが、「もっと具体的な活用法を知りたい」、「普段からアドバイスが欲しい」など、SNSの運用に関して悩んでいることがあると思います。

MYSPORTSでは、サイト運営だけでなく、SNS運用支援も行なっています。プロアマ問わずアスリートの方、チームを運営している方、企業でスポーツに関する発信をしている方からのご相談をお待ちしております。

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筆者 こーすけ(マイナースポーツ案内人)

本メディア「MYSPORTS」の運営者。ライター・SNS運用支援等を本業とする。SNSは現在3社で運用中。アスリート、チーム運営者、協会、企業の方などマイナースポーツに関することはご相談お待ちしています!

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