「フライングディスク」の競技は様々あり、「アルティメット」はその競技として聞いたことがあるかもしれません。そもそも、一般的に浸透しているのは、「フリスビー」という名称ですが、そのフリスビー(以下フライングディスク)を投げて行なう競技の一つである「ガッツ」をご存知でしょうか。
今回は、ガッツ元日本代表であり、現在は日本フライングディスク協会ガッツ委員会である高野充輝さんにご協力いただきました。
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競技自体はとてもシンプル!ガッツとは?
誰もが投げたことがあるであろうフライングディスクを投げ合うだけ。
5対5の団体戦で、攻撃側は全力投球、守備側は5人で守り片手でキャッチをする。攻撃成功で1点、守備成功は点の変動がなく、それを攻守交互に繰り返して21点(試合形式で異なる)を先取したら勝利です。

とても、シンプルであり、一瞬にして点が入ります。全力で人にものを投げる快感、それを片手で取るドヤ顔、とドーパミンが出ること間違い無し! その一瞬の攻防に楽しさ・面白さ・快感と全てが詰まっています。ぜひ魅力を一緒に味わってください!
また、ガッツは毎年全日本大会も行なっている由緒ある競技です。 さらに4年に一度、世界大会も行われている競技であり、2012年の世界大会では日本が世界一の座を取りました!

現時点でガッツは、マイナースポーツですが、誰もが投げたことがあるフライングディスクを用いるので、今までのスポーツ歴は関係なく、何歳からでも・今から始めても上手くなること間違い無し。
「日本代表のチャンスは誰にでもあります!」
さらに女性も、60overの大先輩も全日本大会で活躍できる誰にでも楽しめるスポーツです。女性も全日本大会にオープン部門(制限なし)で参加し、日本代表選手の守備を打ち破ったり、スローを軽く片手でキャッチしています!(筆者のスローもいとも簡単にキャッチされました…)
ガッツの魅力とは?最高速度は甲子園球児並み
全力投球でストレス解消
女性も大活躍!
全日本大会は女性部門も行われており、女性の日本最速スローは109km/h、最速キャッチ(投げ、取り共に女性)は98km/h(世界記録)と女性部門も凄いのです!

日本代表のチャンス!
個人競技に見えて団体競技
個人競技にも見えますが、もちろん戦略もあります。チーム一丸となって勝てた時の快感は何にも変えられない最高の経験となります! 体験することで得られる、この快感を味わってください!
コロナ禍で競技人口が減少傾向に
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、年々競技人口が少なくなっています。チーム数の減少、特に女性プレイヤーが少なく、全日本大会の女性部門が開催できていない状況であります。男女共にもっと盛り上げたいと思い、普及活動を行っています!

全日本は48回実施と歴史があり、かつ世界大会も40年近く行われています。※1
このようにマイナーながら歴史がある競技です。ぜひ一度体験して頂ければと思います。
全日本大会以外でも、北海道・東北・関東・中部・九州で大会も開催しています。初めてでもご安心ください!教えたがりのガッツァー(ガッツの選手)が楽しさを教えに行きますよ!
この由緒ある競技を継続させ、火を消さないために、この楽しいスポーツを後世に残していきたい。楽しそう・ちょっとやってみたい…どんな理由でもOKです!体験・大会に参加してみてください!
練習は東京・愛知で行っています。下記の連絡先にDM等コンタクトを頂ければ、練習情報などをお伝え出来ます。皆さまのご参加、お待ちしております!ぜひ一緒にガッツしましょう!!!
※1全日本大会(アウトドア)と全日本クラブ選手権(インドア)と2種類あり、アウトドアの全日本大会だけで48回(毎年1回)行っている。
今回は、高野充輝さんにご協力いただきました!MYSPORTSとしても、また新たなスポーツの魅力や、現状を知ることができました。他のスポーツと同様に、応援していきたいと思います!
最後に、ガッツをより知ってもらえるように紹介いただいた動画を掲載します!
ガッツ・ルール紹介動画
試合ハイライト動画(アメリカの大会、日本チーム出場)
高野充輝
ガッツ元日本代表(2012年世界大会、2019年アジアオセアニア大会出場)
神奈川県フライングディスク協会理事・日本フライングディスク協会ガッツ委員会Twitter:https://mobile.twitter.com/guts_jfda
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