走ってはいけない!?老若男女で楽しめるウォーキングフットボール

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スポーツを知ってもらうためには、まず発信の機会を増やそう! MYSPORTSと「マイナー競技認知度爆上祭」によるコラボ企画。今回は、「ウォーキングフットボール」のチーム「アルクオーレ」で活動している渕上千春さんに魅力を伺いました。

マイナー競技爆上祭コラボ企画
①ウォーキングフットボール

ウォーキングフットボールとは?

 競技について、まず最初に簡単な説明を3つのポイントにまとめてもらった。

「歩く(走ってはいけない)サッカー」

「サッカー経験の有無、年齢、性別問わず楽しめる」

「障がいを持った方とも混ざってプレイできる」

 その名の通り、歩く(=走ったら反則になる)サッカー。通常のサッカーと異なり、細かいルールももちろんあるが、「走ってはいけない」という点が最大の特徴と言える。

 筆者も実際にアルクオーレで体験したことがあるが、走り出してしまいたくなったり、走らないと届かない場所にボールを蹴ってしまうなど、最初はミスを連発。

その一方で、接触プレーがなく、ボールが顔の高さまで上がってくることもない。イベントでは多世代の方とプレーをする楽しさがあり、全員でパスをつないでゴールが決まった瞬間はとても気持ちの良い瞬間だった。

「ルールが安心安全にできるようになってるので優しい気持ちでプレイできる所が魅力」と渕上さんが言った内容に、ウォーキングフットボールの良さが詰まっている。

実際のプレー映像

認知度を上げていくために

今回は認知度爆上祭特集!

ウォーキングフットボールの認知度が上がることで、どのような点に期待できるのかを考えていきます。

 渕上さんに伺うと、「認知度を上げて、体を動かしたいけどどうしたらよいかわからない、新しい事をやるのに勇気がでない、障害がある、またはその家族、どんな人でもチャレンジして一緒に笑い楽しみながらひとりひとりの居場所作りのお手伝いをしたい」とのこと。

「優しい気持ちでプレイできる」点がこのスポーツの魅力と語っていたように、まずは体を動かしたい人や、新たなことにチャレンジしたい人には最適なスポーツだろう。

 アルクオーレの体験イベントでは、ゴールを決めた際にチームメイト全員でゴールパフォーマンスを行った。スポーツをする中で一緒に楽しむという姿勢が、活動の中でもしっかりと現れている。

子供たちにも触れてもらいたい

 「競技性(リーグ戦や日本代表)がないので

メディアに取り上げられる事もほぼない」点が、ウォーキングフットボールを知ってもらう機会が少ない原因の一つにあるとのこと。

通常のサッカーとは異なる強みは確かにあり、「ジュニア世代の視野を広く持つ練習や正確なパス、ディフェンスの練習」にもなると教えてもらった。

 筆者はサッカー経験者だが、走力や、キック力に頼らずにプレーすることで、周りを見る癖をつけることや、ポジショニング、正確なパスを通すことなど、サッカーに必要なスキルも身につくと実感した。

プレースピードが落ちることで、プレー中に頭を使う余裕ができ、周囲を見ながらサッカーに取り組める。

しかし、「どうしても『走らない』と言う部分で取り入れてもらえないので年齢層が高くなりがち」と、導入されることがまだ少ないそうだ。

年齢層の高い方が楽しめるサッカーという点は、とても魅力的なポイントでもあるが、ジュニア世代にも広がって欲しい。どうかサッカー指導者の方に知ってもらい、導入してもらう機会が増えたら嬉しい。

ウォーキングフットボールの未来

今後、よりメディアへの露出機会が増え、たくさんの人の目に触れる機会が増えることに期待をしていた。

「障がいを持った方にも挑戦してもらいたい。障がいない有無関係なく混ざりあって、スポーツの枠を越えて障がいについても知るきっかけになったり、一緒に何かできる環境を増やしていきたい」

この渕上さんの想いが、この連載企画、そして「マイナー競技認知度爆上祭」を通じて、実現に向けて進むことをMYSPORTSでも応援していきたい。

アルクオーレ

ウォーキングフットボールを「笑う人、歩く人、遊ぶ人、楽しむ人」をモットーに活動。
東京都中野区、杉並区、足立区を主な拠点として活動中。

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グラスルーツ:アルクオーレ

マイナー競技認知度爆上祭
『マイナー競技認知度爆上祭』とは、競技の認知度を上げたいアスリートや団体が、約1000人の来場者に向けた体験ブースで魅力を知ってもらうイベントです!
HP:マイナー競技認知度爆上祭
SNS:マイナー競技認知度爆上祭

筆者 藤原昂亮(マイナースポーツ案内人)

本メディア「MYSPORTS」の運営者。ARスポーツ「HADO」の選手としても活動し、日本ランキング17位。
これまで80競技以上のスポーツを本メディアで案内してきた。マイナースポーツ雑誌作成中!
アスリート、チーム運営者、協会、企業の方などマイナースポーツに関することはご相談お待ちしています!

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